ドローン利活用を通じてヒマラヤ山岳地域の生活を豊かに
急峻なヒマラヤ山岳地にあるブータンでは、道路整備やインフラの維持管理に課題を抱えており、一部の遠隔地では、馬、ヤク等を使って時間をかけて物資を運搬しています。このような社会課題の解決策として、今、ドローンの利活用が期待されています。
一方、ドローンに関連する規制・制度が十分に整備されておらず、安全性の確保等の観点から、その活用が十分に進んでいません。そこで、JICAは「ドローン利活用環境整備プロジェクト」を開始し、ESSは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会やエアロトヨタ株式会社とともに参画しています。
プロジェクト開始(2025年10月)以降、ブータンにおけるドローンの活用実態に関する基礎調査や数多くのタスクフォース会議を通して、国家ドローン戦略や規制案の策定に向けた協議をカウンターパートと重ねてきました。

2026年6月には、ブータン国インフラ運輸省、航空局のカウンターパートが来日し、ドローン実証実験施設の視察やパイロットライセンス認証制度の仕組みについて学びました。また、国内最大規模のドローン専門展示会「第11回 Japan Drone 2026」にも参加し、ブータンにおける今後のドローン活用の可能性や、現地の課題に適した機体・技術に関する知見を得ました。

今後も、ブータンでの安全で持続可能なドローン活用の実現に向けて、制度整備と人材育成の両面から支援を進めていきます。

